私は2015年にIC-7851を購入し、2023年に売却しました。その際、FTDX101MP（フルスペック）をオークションで購入しましたが、2024年には手放し、時期を見て2025年1月にIC-7760を購入しました。IC-7851は購入後8年が経過しており、修理が必要になる可能性があったこと、また重量が非常に重く、修理や売却時の手間を考えたことが理由です。さらに、タッチ液晶を搭載し、200W出力が可能なリグを使いたいという希望もあり、IC-7851を売却しました。 その後購入したFTDX101MPは、オークションでは妥当な価格で手に入れることができましたが、スペクトラムスコープの感度調整が必要で非常に使いづらいと感じました。スペクトラムスコープの表示方法は変更可能でしたが、結局は見慣れたIC-7851の表示スタイルに戻して使用していました。それでも感度調整が不便で、満足できませんでした。 現在使用しているIC-7760は、コントローラーとRFデッキ部分が分離しているため、コントローラーを自宅の好きな場所に設置でき、無線のアクティビティが大きく向上しました。有線LANでRFデッキと接続するため、エレキーパドルやハンドマイク、PCを揃えておけば、どこでも快適に無線を楽しむことができます。また、IC-7851に慣れていたため、ICOM製品に対する信頼もありましたが、IC-7760のスペクトラムスコープはさらに見やすく、性能にも満足しています。IC-7851を90万円で売却できましたが、現在のオークション相場は70万円ほどに下がっています。IC-7851オーナーの方には、早めに売却し、IC-7760に移行することを強くおすすめします。