今回は、ＣＱオームさんで１台購入したので、レビューします。中継子機モードで近隣のレピーターにアクセスしても、トーンアラーム（ピーピープー音）が返ってきませんので、アルインコさんに尋ねたところ、「スケルチを開放しながらアクセスをしてみてください」、とのアドバイスを頂き、やってみました。電波が届いていれば、ちゃんとアラーム音が返ってきます。ＲＰＴからアラーム音が返らず困っている方がいれば参考にしてみてください。前回もそうですが、今度はモービル同士でいろんな環境やスチュエーションで交信を試してみたいと思います。今月５日の関西オンエアミーティングの日には、近隣の山頂（約４００Ｍハイ）の方と運転中にＱＳＯができました。距離的には１０km以上は離れていましたが、何一つストレスなく「Ｍ５」で会話ができました。特小モービルの快適さを実感しました。通常は、DJ-P24Lを使用していますが、天候や気温によっては、こちらで運用をしたいと思います。前も書きましたが、平地で堤防沿いの見通しがきく範囲であれば４～５kmくらは大丈夫でした。通常の田舎道であれば、２～３Kmはいけます。アマ免許のない方でも、車同士での移動、或いは固定対モービルであれば、それなりの実効性はある思います。ただし、家計に余裕があればの話ですが・・・。電源も低電圧なので、シガーソケットから余裕でとれます。また、セパレートケーブル（別売り）もあると便利です。近い将来、「フリラ－向けの特小モービル機」を販売してくださるよう、アルインコさんにお願いをしました。１０万円を切ってでの・・・。

モービル同士（ルーフにアンテナ付き本機をつけて）、ひらけた河川敷で４ｋｍ～５ｋｍといったところか。通常の田舎道でも３ｋｍくらいは稼ぐ。山頂なら数十ｋｍは余裕。何といっても暑さ寒さや雨風に関係なく、車内で安心して交信が楽しめるのが最大のメリット。デジ簡より変調がクリア、アマチュア無線より気兼ねなく楽しめる、しかも１ミリＷ～１０ミリＷという究極の出力でＱＳＯができるのは、至極の喜び。当面使う当てのない退職金で購入。通勤時はスキャンするもヒット０。休日の暇つぶしに最適の相棒。無線をやらない人にとって、おもちゃに１４万円をかけるのは、正気の沙汰とは思えないだろう。が、これは実に快適でおもしろい。まさに大人の玩具。こんな愉快な商品を世に出すとは、恐るべし「アルインコ」。最後に、フリラー向けに１０万万円未満の実現とその努力を切に願う。春が楽しみ・・・！