- 7/14/28(29)/50/144/430MHz帯をカバーするアクティブアンテナ
- FT-897/857シリーズなどでのアウトドア運用を考えた高効率アンテナ
- 最大入力電力120W
- 運用バンドを選択しトランシーバーのTUNEキーを押せば、自動的にチューニング
- サイズ:最長時約1.6m、最短時約1.4m 重さ:約900g

モービル用マルチバンドアンテナATAS-120Aは、HF帯から430MHz帯までを、たった1本でスマートにカバーするアンテナです。設置も、市販のモービル用基台と同軸ケーブル、デュプレクサをご用意いただくだけでOKです。
ATAS-120Aは、YAESU独自のアクティブチューニングシステムという機構をもっています。アンテナに内蔵した小型モーターにより、アンテナ自体の実効長を可変してマッチングをとり効率よく送信電波を輻射します。運用周波数は、1本のアンテナで7MHzから430MHzをカバー(10/18/24MHz帯を除く)。車載だけでなく、手軽にベランダなどに設置してHF運用を楽しむこともできます。
ATAS-120A概要
使用可能周波数 7/14/21/28(29)/50/144/430MHz
入力インピーダンス 50Ω(M型接栓)
最大入力電力 120W SSB
100W 28・29・50MHz・FM
50W 144・430MHz・FM
VSWR 2.0以下
重量 約900g
全長 収縮時 約1.4m
伸張時 約1.6m
ATAS-120A特徴
ATAS120Aはバーテックススタンダード製HF機の外部アンテナコントロール機能付き
トランシーバーと組み合わせて使用することにより、コイルの追加や交換無しでHFから
430MHzまでで運用することが可能なマルチバンド型オートチューニングアンテナです。
HF帯は新開発のアクティブチューニング機構により、無線機からのコントロール信号により
自動的に同調を取ることができます。
給電部に電動モーターが入っており、使用周波数にあわせて同調ポイントにアンテナが伸縮し
最も良い同調ポイントで自動的に停止します。伸縮幅は最大で20cmです。
ATAS-120A対応モデル
FT-100/M/S FT-100D/DM/DS FT-847/847M/847S FT-857/857M/857S
FT-857D/857DM/857DS FT-897/897M/897S FT-897D/897DM/897DS
ATAS-120A設置のノウハウと諸注意
* ATASシリーズ(ATAS100/120/120A)はアンテナ自身が自動チューニングを取ります。従って他のアンテナチューナーを併用する必要はありません。
また、ATAS120A自身でチューンを取らないまま、他のアンテナチューナーで無理やりチューンをとっても、アンテナの性能を十分に発揮できません。
* ATASシリーズは対応無線機から直流電圧によって伸縮動作をします。この電圧は同軸ケーブルを使用して供給されますので、別途DCコード等の配線は必要ありません。
* ATASシリーズはマルチバンド対応のため無線機側のコネクタ端子と使用周波数によってデュプレクサーが必要です。
* ATASシリーズは約900gの重量があります。出来る限り丈夫な取り付けポイントの選定と 丈夫な基台をお薦めします。例えばDAIMOND製「K400」相当の強度、ボディへの接点ネジは小型の2本タイプでなく、中型以上の4本止めタイプが必要です。
また確実なアースが必要です。アースはボンディングアース線に頼らず、まずは基台を確実にボディに設置させてください。(基台に付属の傷防止用のプレートは使用しないでください)
* マグネット基台、牽引フック、スキーキャリア、ルーフレール、RV車のスペアタイヤ金具部などでは、基本的にATASアンテナは十分に動作しません。これらの部位は良好なアースが十分に取れず、ボディから給電部の距離が遠くなり、アンテナの特性上うまく同調がとれなくなります。
(実際には、これらの条件でもお客様ご自身のカット&トライで使用されている方もおります。残念ながら使用できる周波数が限られたり、同調周波数は狭くなってしまいます。これらの環境下での設置はメーカーとしてはお薦めできません)
ATASシリーズは電気的アースのほか、物理的アース(ラジアル)が得られるか否かも重要な要素です。例えばセダン車のトランクにK400で取り付けた場合、トランクのドア部が良好なラジアルの役割をはたします。たたみ1畳〜トランク1枚分の面積が有効です。
またハッチバック式の場合は、ドアが金属枠であること、なるべく基台を車の天井寄りに付けることが必要です。ドアの下部につけますと、アンテナがボディに近くなり影響を与えます。
* モービルでなく、家のベランダ等で使用する場合も車に相当する表面積の金属板があり設置抵抗がしっかりと確保できれば使用は可能です。また、50〜430MHzについては別途ラジアルキット(ATBK−100)を発売しています。ベランダ運用はあくまで仮設として考え、長期間風雨に曝されないよう御使用ください。
* ATAS120AはJIS4級防まつ相当の防水性能です。しかし、自動車の高速走行などでは液体の表面張力による毛細管現象が発生(窓ガラスを水滴が下から上に上っていきますね)し、予期しない部分から水滴がアンテナ内部に入り込む可能性があります。雨天下での長時間運用、高速走行運用は避けて頂くのが好ましいです。

最後にトラブルシューティング
多くの方にご利用頂いている中で最近最も多いトラブル「動かなくなった」場合の点検項目です。
かなりの確率でこれらの原因が考えられます。
* エンジンがOFFの為。エンジンは必ずONで伸縮動作をさせてください。OFFですと駆動電圧ぎりぎりの場合に動作が不安定になったり、動かなくなります。(無線機の電源はONになっていてもATASが動かない場合があり得ます)
* 基台のM接栓の芯線部が変形している、広がっている、汚れているなど。
* 基台のM型接線内部で断線しかかっている。
* チューニング中に強制終了してしまった場合。
例えば伸びる命令中に強制終了してしまった場合、再び電源を入れて縮める命令をしてもすぐには動きません。強制終了した「伸びる」命令をメモリしているため、一度伸びきって最初の命令が終了
してから、次の命令を受付けます。この間、一見してフリーズ状態に見えますが、動作表示が消えるまで待ってからつぎの動作命令を操作してください。
* HF+50にATASアンテナ、144・430MHzに別の専用アンテナを併用する場合で50MHz帯を運用する場合の注意として、ATASアンテナ側で50MHzを運用する場合は、VUHF側のモービルアンテナは50・144.430MHzの3バンドアンテナはなるべく使用せず、144・430MHz専用アンテナを付けてください。お互いの距離が近いため、同じ50MHz同士のアンテナが影響しあう可能性があります。 |