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ham radio series

アマチュア無線機のレストア入門
トランシーバの修理を始めよう
JA5BED 永田 公俊/JH5MNL 田中 宏 共著
B5変型判 180ページ
定価2,100円(税込)
ISBN4-7898-1472-6
2002年09月01日発行

表紙

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CQ-14721

アマチュア無線機のレストア入門

税込定価¥

税込売価¥2100

   

絶版・完売しました。


  古い友人と同じで,永年つきあってきたトランシーバには,忘れがたい思い出があるものです.たとえ壊れてしまっても,捨てられずにシャックの片隅に眠っているトランシーバは多いのではないでしょうか? 本書では,そういったトランシーバのレストア=修理のコツを,多くの修理実践例から導き出していきます.アマチュア無線家の方にとって,ご自分の愛着あるトランシーバをレストアする際に,参考になる事例や「法則」をできる限りあげています.

※本書は1997年〜2002年にかけて,CQ ham radio誌上で連載された「いたずらのススメ・無線機のメインテナンス」に加筆修正し,新たに書き下ろしを加えたものです.


目次

第1章 修理を始めるにあたり
  1. 修理を始める前に考えること
  2. 修理に必要なツールの知識
  3. 古い無線機のリニューアル
  4. 壊れやすい部分の研究
  5. 受信感度の改善を考える

 

第2章 無線機のメインテナンスの実際
  アイコム IC-3Nのメインテナンス
  アイコム IC-202のメインテナンス
  アイコム IC-35のメインテナンス
  アイコム IC-720Aを修理する
  アイコム IC-1271のメインテナンス
  ケンウッド TW-4100のメインテナンス
  トリオ TS-600のメインテナンス
  トリオ TR-7500を復活
  トリオ TS-770のレストア
  トリオ TS-770のレピータ対応化
  トリオ TS-770の受信感度を改善する
  トリオ TS-780を直す
  トリオ TR-9000Gのメインテナンス
  トリオ TR-7700のメインテナンス
  トリオ TS-180のメインテナンス
  八重洲無線 FT-73のメインテナンス
  八重洲無線 FT-2311のメインテナンス
  八重洲無線 FT-280のメインテナンス
  八重洲無線 FT-290のメインテナンス
  八重洲無線 FT-726のメインテナンス
  アツデン PCS4800のメインテナンス
  マランツ C110のメインテナンス
  マランツ C4800のメインテナンス
  <番外編>
  トリオ 電源PS-30の修理
  エモテーター 105Tのメインテナンス

CQオームの書籍レビュー

アマチュア無線機のレストア入門読んでみました。
忙しい時期に、読み始めてしまいまして、家族からひんしゅく……。
しかし、面白くて、のめり込んでしまいました。

同著者さんは、他にも何種類かレストア関連の書籍を書かれています。
本書は「入門」と名前がつくわけで、一応、他の書籍よりも入門的かな……。

さて、レストア=元に戻す=修理 という意味なんですが、実は、修理全般について、書かれたものではないので、お間違えなく。

長く使ってきた無線機は、古い友人のようなもの、壊れてしまったけれど、捨てることも出来なくて、押入に眠っている。そんな友人たちをなんとかもう一度光らせることが出来ないか……。

そんなことを思う方々のためのレストア入門本です。
最新機種のランプが切れたけれど、安く仕上げるために、メーカー修理に出す前に自分でこの本を読んで……という方には向きませんので、あらかじめご了承下さい。(むしろ、高くつくことの方が多いかも)

さて、本書が対象にしているのは、1980-1990年頃の無線機対象とはっきりとことわっています。それ以前のものはパーツが大きく修理しやすいが、パーツが手に入らず困難。それ以降のものは、パーツが小さく集積し過ぎて修理が困難。レストアに限られた無線機は意外と限られているということですね。

続いて、レストアについて、プロとアマの違い、注意事項があります。
プロは、責任・経験・資料・パーツの供給などの点で、アマとは全く異なるわけで、アマがレストアする場合には、メーカーに修理を受けられなくなることがある、軽症が触ることによって重症になってしまう、失敗して治らない可能性も、そして結局高くついてしまう可能性が十分にあることを理解した上で臨んで下さいとのこと。
確かにそのとおり。

さあ、前半は、当時の無線機の基本、そして、どこがどう壊れやすいのかが簡単にまとめてあります。
掃除の仕方から始まって、スイッチ類の不良、キーボード、マイク、ファン、トランジスタ、FET、モジュール、抵抗、コンデンサ、リレーの再生などなど。
かなり勉強になります。

後半は、いよいよ、実際の修理の話がぎっしり。
IC-3N、TR-7500、TW-4100、TR-9000G、C110などなど、なつかしーーーい機種と、その故障個所特定から修理完成までの試行錯誤話がたっぷり。
私はレストアやらないよ! という方にとっても、読み物としても楽しいでしょう。

もちろん、一冊でレストアできるようになるわけではありませんが、もしかして、ちょっとしたことで、眠っている無線機が光を取り戻すかも……と思うと、本書と無線機の入っているダンボールを……なんていう気になる一冊でした。

 

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