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ナガラ電子

八木アンテナについて……ナガラ電子より

私たちナガラの技術スタッフは、アンテナの性能とは、利得・パターン・SWR・及びそれぞれの帯域幅、並びに機械的強度(バランス)で表されると考えております。

利得とビームパターンは互いに大きな関連があり、メインローブが狭いほど、サイドローブやバックローブが小さいほど高利得であると言えます。
八木アンテナは通常、供給エレメント(ラジエーター)と、他の何本かのパラスチックエレメント(リフレクターやディレクター)の組み合わせによって構成されます。これらのエレメントの数や配置、各々の長さ等の無数の組み合わせでアンテナの性能が決まるわけです。設計次第でF/B比(アンテナの前後の電力比)やサイドローブの状態がよくも悪くもなります。又、ビームパターンには帯域幅が要求されます。
バンドの端も中央も出来るだけF/B比が高く、サイドローブもない方がよいわけです。なおかつメインローブの角度が出来るだけ狭い(ゲインが高い)ことが条件になります。

もう一つの重要な性能にSWR特性があります。ハムのアンテナには使用可能な周波数の幅が要求されます。即ち、使用するバンドのはしからはしまで、出来るだけ低SWRであることが望まれます。アンテナの設計次第でSWR特性は狭くもなり、広くもなります。大体において八木アンテナの給電インピーダンスはそのままでは50オームになりませんから、そのアンテナに適したマッチング方法を色々な整合の手段の中から選び出して最も使い易いように設計をします。(バンド幅が広い周波数帯の場合や、アンテナの小型化、簡略化のため使用するバンド幅いっぱいにSWRの低い範囲がとれない場合はバンド幅を2分割(PHONE/CW等)し、エレメントの寸法を変えることでアンテナを組み立てる時にどちらかを選択するように設計をすることもあります)

ナガラの技術スタッフが以上のテーマに日夜努力を重ねて開発しました数々の『使い勝手の高い高性能アンテナ』を十分にご検討いただき、ご採用いただきますようお願い申し上げます。

アンテナの中心周波数
アンテナの中心周波数というと、そのアンテナのSWRの一番低いところ、とお考えいただいてる方も多いと思います。一般にアンテナの中心周波数はSWR特性の他にビームパターンや利得が関係をします。それぞれのアンテナの条件で設計に制約を受けますので、SWR特性と、ビームパターンや利得の周波数特性は必ずしも一致しません。言い換えますとSWRの一番低いところとビームパターンの一番よいところは同じでないことがあるということです。ですから、SWRの一番低いところがバンドの中心にないことと、アンテナの性能がバンドの中心にないことは単純には結びつかないのです。

アンテナと周囲の影響
アンテナはアンテナ自身の置かれた環境によって大きな影響を受けます。例えば、同じマストに積み重ねて取り付けられたアンテナ相互間、アンテナのすぐ近くの電灯線や建物、タワーのステーワイヤー等、いろいろなところからの影響が考えられます。これらの物からの影響を受けますとSWR特性だけでなくビームパターンや利得も大きく変化します。(原則としてそのアンテナの開口面内(なわばり内)にじゃまなものがあっては本来の性能は発揮出ません。複数のアンテナを重ねたり近くに配置したりすると必ず相互の影響がありますので注意が必要です)

 



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